✟ 秋田県横手市文化財調査報告9冊|陣館遺跡 金沢城跡|金沢柵推定地 陣館遺跡総括報告書|十文字遺跡 宮下遺跡|宮東遺跡 十文字遺跡

横手市文化財調査報告　9冊 第38集　金沢柵推定地　陣館遺跡　総括報告書 第29集　十文字遺跡・宮下遺跡 第28集　陣館遺跡・金沢城跡 第25集　宮東遺跡・十文字遺跡 第26集　陣館遺跡 第23集　中猪岡Ａ遺跡・一本木遺跡 第22集　上猪岡遺跡　第2次 第21集　陣館遺跡・金沢城跡 横手市は、秋田県内陸南部に位置する横手盆地の中央部を占め、 総面積 693 kiの中に人口約 10 万人が暮らす秋田県第2の都市で、市域をJR奥羽線・秋田自 • 動車道 国道 13 号が南北を縦断し、 JR 北上線及び国道107号が東西に横断する 交通の要衝でもあり、また横手盆地は南北約 60km、東西約 15kmの平坦肥沃な水 田地帯で、国内有数の穀倉地帯でもあります。 このような環境のもと、 横手市では旧石器時代から江戸時代にかけて、各時代の 遺跡が途切れることなく 570 あまり確認されています。このことから横手市域は先人に とっても非常に住みやすい土地柄であったといえます。 横手市で起こった重要な出来事に後三年合戦 (役) があります。 これは単なる地 方の主導権争いにとどまらず、後世武士が政権をとるに至った日本史上重要な転機 とされています。 平成 17 年の市町村合併を契機に後三年合戦 (役)関連遺跡群である金沢柵・ 沼柵・大鳥井山遺跡の3遺跡 (推定地) が市内に包括されることとなりました。これ らの遺跡の内容を明らかにし、地域の誇りとして遺跡群の利活用をはかるため、 横 手市は継続的な調査を実施しているところです。 本報告書は、発掘調査によって内容が明らかになった大鳥井山遺跡をまとめたも のです。 本書が郷土の歴史資料として広く活用されることを願いますとともに、多くの 皆様からご指導をいただければと思います。 発掘調査及び本報告書の刊行にあたり、ご理解とご協力をいただきました地権者 の皆様及び地域の皆様をはじめ、文化庁、 秋田県教育庁文化財保護室など関係各 位に対し、深く感謝申し上げます。 平成21年10月5日 表紙小傷程度で特に目立った傷や汚れはありません。2-3冊ぱらぱらとめくった感じでは、書込み・線引き等見当たりませんが、見落としあればご容赦ください。